「看護小規模多機能型居宅介護(看多機=カンタキ)」ってなんでしょか?
こんにちは、養老 です。 「心豊かに過ごす,人生100年計画を作る専門家」 終活カウンセラーの養老です。 【終活とは、死ぬ準備ではなく、人生を振り返り整理して、 自分らしくより生き生きとした時間を送る活動です】
◆◇-----------------------------------◆◇ どうやら昼から
まとまった雨になるらしいです。
晴耕雨読ではなく、晴耕雨ブログ
にしました。
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さて、今回のテーマ
聞き慣れない言葉ですが、
カンタキとは、
一つの事業者が看護と介護の両方のサービスを
・泊まり
・通い
・訪問
の3つかたちで一元的に提供できるサービスです。
2012年介護保険の地域密着型サービスとして、うまれました。
15年度の介護報酬改定に伴い、
「看護小規模多機能型居宅介護」
(業界では省略名称として「カンタキ」とよく呼ばれるようになりました)
と名称が変わりました。
□メリット
・泊まり、通所、訪問介護+訪問看護サービスが受けられる
自宅での訪問看護サービスが、同事業所から受けられるため、医療や看護が必要になっても、日常的に医療や看護への依存度があがってしまっても、自宅での生活を継続できる可能性が広がります。
・看護職員が毎日配置されている安心感
法的に看護職員が毎日配置されており、何かあったときの初動の対応に安心感があります。看護師でなければ、対応できない処置や対応もあるので、その強みはあります。
・介護と看護の連携が強い
事業所によりますが、介護と看護が同事業所で在宅介護を支えていくため、より専門的な立場同士で、連携を図り、継続的な支援を受けることができます。
□注意点
・訪問看護サービスには制約がある
必要な方に適切な看護サービスを提供するという観点から、
医師による「訪問看護指示書」という文書がないと、
いくらカンタキと契約したからとはいえ
訪問看護サービスの利用はできません(通常の訪問看護事業所も同様です)。
・要介護の方しか利用できない
小規模多機能は要支援の認定を受けている方も利用が可能ですが、看多機は要介護の認定を受けた方しか利用できません。
・包括費用が少し高い
看多機も介護保険の自己負担分は包括費用ですが、小規模多機能に比べて(要介護度によって変わりますが)2,000円〜4,000円程度上がります。
「自宅で暮らし続けたい」というニーズも根強いです。
在宅での医療的ケアを提供するサービスで、家族の負担の軽減にもなります。
療養生活にあらたな選択肢の一つになります。
普及していってほしいですね
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