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介護と育児のダブルケア問題が切実

こんにちは、終活カウンセラー、 AFPの養老です。

さて、ダブルケア問題とは?

晩婚化の影響によって、子育てを始める年齢も遅くなっています。そのことから子育てと同時期に、親や義理の親の介護も始めなければならないことがあります。

親への介護疲れだけでも大きなストレスになります。しかし、世の中には介護に加えて自分の子の育児を同時に対処しなければならない方も存在します。

育児と介護を同時にどのように行うのかという問題はダブルケア問題と呼ばれています。

子育てと親の介護のダブルケアに悩む人は少なくありません

現状

平成28年4月の内閣府の発表によると、育児と介護を同時に担う人数は約25万人と推定されています。男女別にみると女性が約17万人、男性が8万人となっており、女性の方が負担を多く抱えているということが分かります。

年齢層に注目してみると、ダブルケア問題を抱える人の平均年齢は男女ともに40歳前後となっています。中でも、男女ともに子育て世代にあたる30~40歳代グループが約8割を占めるという結果になりました。

この結果から以下のような問題が読み取れます。

働きたいと考えていても働けない

女性に対するサポートが男性に比べ少ない

ダブルケア問題を抱える方への対策はどのようになっているのでしょうか?

各自治体が取り組んでいますが、その中から京都・堺・横浜の事例をご紹介します。

京都

京都府には約4500人のダブルケア問題を抱える男女がいると推定されています。2016年9月に山田啓二知事は以下のような施策を行っていくと発表しました。

  • ・地域包括支援センターと子育て世代包括支援センターの連携による、介護と育児問題を相談できる適切なサービス紹介を行える態勢の構築

  • ・ケアマネジャー向けの研修開催

  • ・子育てに配慮したケアプランの作成

  • ・インターネット上のアンケートによる現状分析

堺市には約1600人のダブルケア問題を抱える男女がいると推定されています。

堺市は2016年10月に全7区役所に、介護と育児のプロが常駐し、ワンストップで相談できる「ダブルケア相談窓口」を設置しています。

横浜

横浜では、ダブルケアサポート横浜プロジェクトというプロジェクトが進行しており、主にダブルケア問題に関する相談に応じるカウンセラーの育成、ダブルケア問題を抱えている方にハンドブックを作成しています。

(日経参照)

晩婚化に伴なう出産年齢の上昇から仕事と育児の両立、さらに迫る介護をどうしたらいいのか、

支える女性のケアも必要ですし。少しづつでも助け合えたらいいと思いますが。

介護を受ける可能性のある私としても、健康でありたいなあと思います。

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シニアライフの大事なもの

お金、健康、生きがいをコントロ-ルしましょう

漠然とした不安が減ればより心豊かにくらせます。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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